162色。壁いっぱいに、アイディアを並べてみる

こんにちは、仲里ペイントの新里です。

ただいま仲里ペイント、
かなり強烈な壁をつくっています。

大きな壁いっぱいに並ぶのは、162色。

単純に「赤・青・黄」と色の種類で並べたのではなく、
今回は「トーン」を意識して色を選びました。

トーンとは、簡単にいうと
色の明るさや鮮やかさを組み合わせた、色の調子のこと。

同じ赤でも、鮮やかな赤、淡い赤、くすんだ赤、深い赤では、
受ける印象はずいぶん違います。

明るい、暗い
鮮やか、くすんだ
やわらかい、力強い

そんな色が持つ雰囲気で選別した162色です。

色は、並べてみると面白い。

一色で見ていたときには気づかなかった組み合わせ。

「これと、これ、いいかも」

そんな発見が見えてきます。

小さな色見本を一枚ずつ見ていると、
どうしても「どの色にしよう?」と考えます。

でも、162色が一度に目に飛び込んでくると、

「こんな使い方もできるかも」

に変わってくる。

この3色を組み合わせたら?
同じようなトーンでまとめたら?
ここに一色だけ強い色を入れたら?

住宅の外壁でも、店舗でも、
家具でも、看板でも、DIYでも。

色を「選ぶ」場所から、
アイディアが生まれる場所へ。

この壁に「正解」はありません。

162色全部を使う必要もないし、
この配色をそのまま真似する必要もありません。

「あ、この組み合わせ好き」

「今まで選ばなかったけど、この色いいな」

「これ、何かに使えそう」

そんな小さな発見がひとつ生まれたらいい。

色を売る、その先へ

私は、塗料屋として長く「色」と関わってきました。

色には番号があって、名前があって、
その中から色を選ぶ。

でも、色の価値って、それだけじゃない。

並べ方ひとつで違って見える
隣にくる色で表情が変わる
組み合わせることで、今までなかった発想が生まれる。

だったら、

「色を選ぶ」だけではない、
新しい色の価値を提供できないだろうか。

162色のデザインウォールは、
そんな試みのひとつです。

正解を教える壁ではなく、

「これ、好き」

「こんなのもアリかも」

「これ、やってみたい」

見た人の中から、何かが生まれる壁。

色を売る場所から、色の可能性に出会える場所へ

毎日たくさんの色を扱っている私たち自身も、
この壁から新しい発見をしていくと思います。

162色の正解を並べるのではなく、
162色から可能性を広げる。

完成したら、ぜひこの壁の前に立ってみてください。

写真で見るより、たぶん——

ちょっと強烈です。笑

162色の中から、

「これ、いいかも。」

がひとつ見つかったら嬉しい。

色から、次のアイディアへ。
新しい色の価値を、ここから。