介護で最初に驚いたのは、「臭い」でした。

介護が始まって最初に気づいたのは、体力でも時間でもありませんでした。

「臭い」でした。

正直、このことは誰も教えてくれませんでした。

介護というと、食事やリハビリ、車いすや手すりなどが話題になります。

でも実際に向き合うと、毎日の暮らしの中で気になるのは、部屋に残る臭いです。

もちろん、誰も悪くありません。

介護を受ける人が悪いわけでもありません。

介護をする人が悪いわけでもありません。

だからこそ、「仕方がない」と我慢してしまう方が多いのだと思います。

でも私は、仕事を通してずっと住環境と向き合ってきました。

建物は、そこに住む人の暮らしを支えるものです。

臭いも、「我慢するもの」ではなく、「環境を整えることで軽減できることがある」のではないか。

そう考えるようになりました。

例えば、寝室やトイレなど臭いが気になる場所では、スマイルウォーターを活用する方法があります。

また、壁にはアレスシックイ琉球を施工することで、室内環境づくりの一つとして取り入れることもできます。

「工事までは難しい」という場合には、アレスシックイ琉球を塗装したベニヤ板をベッドの下や壁際に設置するという方法もあります。

どれも万能な解決策ではありません。

それでも、介護する人と介護を受ける人が、お互いに少しでも気持ちよく過ごせる環境づくりにつながる可能性があります。

私は今回の介護を通して、改めて感じました。

介護は、人のお世話をすることだけではありません。

その人の尊厳を守ることでもある。

そして住まいには、その尊厳を支える力があります。

仲里ペイントが長年取り組んできた「サビ・カビ・ネツ」。

これからは、その視点に「介護」という新しい学びも加えながら、住まいにできることを考え、発信していきたいと思います。

アレスシックイ琉球